電池の種類と使用用途の違い
電池の種類の違いって知っていますか?
名前は知っているけど、それぞれ得意・不得意があるんです。
マンガン電池、アルカリ電池、ニッケル水素充電池のそれぞれの電池の特徴と、使用用途を調べてみました。
マンガン電池
昔からある電池です。
低電圧で連続使用し続ける製品に適しています。
使用をやめると、電力が回復すると言う特徴を持っています。
こまめに、ON、OFFの多い製品に使うことが適しています。
使用に適した製品
- 時計
- 懐中電灯
- リモコン
- 点火装置
など
ここで注意なのが、懐中電灯です。
昔ながらの豆球の懐中電灯はマンガン電池で使用する方が良いですが、
最近の懐中電灯はLEDです。
LEDの懐中電灯は、アルカリ電池を使用した方が明るくなります。
マンガン電池は、電池に使用している溶液が塩化亜鉛の水溶液か塩化アンモニウムの水溶液で弱酸性です。
万が一液漏れしてしまった際に、アルカリ電池より危なくないです。
小さなお子さんが遊ぶおもちゃに、マンガン電池の製品が多いのはこのためかもしれません。
マンガン電池の種類
マンガン電池には種類があります。
性能別に色分けされています。
標準:緑
高容量:青
高出力:赤
超高性能:黒
緑、青のマンガン電池は、日本では売っていないようですが、赤と黒のマンガン電池が売っていたら黒を選ぶのがいいみたいです。
アルカリ電池
最近一番多く見かける電池ではないでしょうか。
連続して大きな電流を必要とする製品に適しています。
使用に適した製品
- デジタルカメラ
- LEDの懐中電灯
- CDプレーヤー
- 携帯ラジオ
など
昔は長期保存で自己放電があったため、非常用の備蓄には適していないとされていましたが、近年は大幅に改善され備蓄用に薦めるメーカーも多くあります。
液漏れに時には、水酸化カリウムの劇物が漏れるため触ると火傷などを起こす恐れがあるため扱いには注意が必要です。
ニッケル水素充電池
ニッケル水素充電池の代表各は、エネループですね。
充電して繰り返し使えるため、マンガン電池やアルカリ電池よりランニングコストが下げられる特徴があります。
アルカリ電池より大容量で高電圧なのも特徴で、連続して大きな電流を必要とする製品に適しています。
使用に適した製品
- カメラのフラッシュ
- モーター
- LEDのライト
など
まとめ
電池には種類があり、それぞれ得意不得意があります。
使用する製品の説明書に記載の電池を使うことが一番です。
安全面なども考慮して、機器にあわせた使い方をしてください。